ハーレー基本構造

フェアリング

ハーレーダビッドソンのオートバイの基本的な仕組みとしては空冷V型2気筒OHVエンジンを挙げることができます。ごく初期型の製品にはサイドバルブが採用されているものも存在しました。

また例外的に水冷DOHCエンジンを搭載したモデルもあります。しかしハーレーダビッドソンは長い間空冷2気筒V型OHVという仕組みにこだわり独自の進化を遂げてきました。サイドバルブやOHVやDOHCはエンジンの吸気バルブと排気バルブを開閉するシステムのことです。サイドバルブはシリンダーとバルブが並んだような形をしています。OHVはオーバーヘッドバルブの略称でエンジンの上部にバルブがあります。DOHCはダブルオーバーヘッドカムシャフトの略称でエンジン上部にバルブと2本のカムシャフトを持ちます。一般的にツインカムとはDOHCを指す言葉です。

最も進化したバルブ駆動システムがDOHCですがハーレーダビッドソンはOHVという古い技術にこだわりを持っています。OHVは本来1本のカムシャフトをクランクケース内に持ちます。一方同社では独自にOHVを進化させ2本のカムシャフトを有します。クランクケース内に2本のカムシャフトを持つ特別なOHVエンジンを同社ではツインカムと呼んでいます。

ハーレー

フェアリング

ハーレーを購入し、長く乗りたいと考えているのなら最低限のメンテナンスだけは行わなければなりません。その最低限のメンテナンスこそがオイル交換です。

これは自動車を長く乗る上でも重要とされているものですが、これを定期的にするのとしないのとではエンジンへの負担が大きく異なり、結果として、長く乗ることにつながります。そのため、目安としては5000km以上乗ったら交換、もしくは5000km乗らなかった場合でも年に1回は交換するように心がけましょう。オイル自体もそれ程コストのかかるものではないので必ず一定以上の距離、一定の期間を経たら必ず交換しましょう。

この他、洗車をマメに行うことも重要で、不要な汚れを落とすことで車体の錆付きを防ぐだけでなく、マフラーやエンジンを傷めないことにつながるので、洗車はオイル交換と併せて行うか、それ以上にマメに行うようにしましょう。以上のことがハーレーに乗る上での留意点となります。

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